ワクチン後遺症の回復のプロセス
前回、お話させていただいた、ワクチン後遺症かと疑われている患者さんに対して、どのような治療を行い またどのようなプロセスをたどり快方に向かったかのお話をさせて頂きます。
上記の患者さんは、昨年度 2回接種後(2回ともM社製ワクチン)に当院に来院されましたが、以前はギックリ腰で来院されており 上記の症状以外に 普段はゴルフをされることで 腰や首を痛める事があり 鍼灸治療後 身体が軽くなる経験があったので 不眠の治療にも効果がある事を期待して来院されました。
通常の治療の流れどうりに 脈診とサーモグラフィ像の観察後に治療に入ろうとしましたが、普段は見られないような変わったサーモグラフィ像が観察されました(後ほど分かったのですが、これは 所謂 ブレインフォグの症状をがみられる患者さんにほぼ共通してみられる像であることがわかりました。
週2回程度の治療を2か月継続した結果 ほぼ症状がでることは無くなり、特徴的な像も消失しました。
M社製ワクチンの後遺症であると考えられている症状に関して言えば、なるべく早くの施術を行うことで症状の緩解が見込めるのではないかと思はれます。
次回はワクチン後遺症をどのような症状と考えて施術を行っているかについて述べて行きたいとおもいます。