背骨に付着する靭帯
こんにちは。今回は背骨に付着する靭帯についてお話していこうと思います。
背骨を支える靭帯には前縦靭帯、後縦靭帯、黄色靭帯、棘間靭帯、棘上靭帯、横突間靭帯があります。
前縦靭帯は背骨の前側を頭部から仙骨まで伸びています。
後縦靭帯は椎体の後ろの部分を頭部から仙骨まで伸びています。
黄色靭帯は椎弓と呼ばれる脊柱管の後方部分に付着しています。
棘間靭帯はそれぞれの棘突起と呼ばれる後ろの突起の間に付着しています。
棘上靭帯はそれぞれの棘突起の頂点に付着する靭帯です。
横突間靭帯は腰椎の横の部分にある横突起と呼ばれる突起に付着しています。
これらの靭帯は背骨全体の極めて強固な連結を形成しています。
これは交通事故などの重度の外傷でしか破綻を起こさないといわれています。
これらの靭帯のおかげで過度な運動は制限され背骨の中を通る神経は保護されているのです。
今回は背骨を支える靭帯についてお話しました。