東洋医学的治療について

こんにちは。今回は東洋医学的治療について書いてみようと思います。

東洋医学や鍼灸治療において皆さんに馴染みのある言葉として“ツボ”という単語が思い浮かぶかと思います。このツボという単語を専門用語で言うと“経穴”と言います。
経穴を説明するうえでまず“経絡”というものが出てきます。
下記に経絡及び経穴について書いてみます。

経絡:身体を養い、規則正しい生理活動を維持するために全身に気や血を巡らせるための通路

経穴:経絡上における反応点

気や血については以前の投稿を参照していただきたいと思います。
反応点についてですが、これは診断・治療するうえで押して痛かったり、冷えが強かったりあるいは熱を持っていたりなど異常な場所と考えてもらえるとわかりやすいと思います。

続いて気について少し補足説明します。
気は先天の気と後天の気の二つがあります。

先天の気:生まれながらに持っている気
後天の気:心臓や肺を通して入ってくる気(酸素)と消化器を通して入ってくる気(飲食物)

これらの気が人体を構成し生理活動の原動力となっているといわれています。

そして後天の気を体内に取り入れる重要な役割を担っているのが“三焦”というものです。

次回はこの三焦についてお話しようと思います。

2022年08月05日