消化器系疾患に対する漢方

こんにちは。今回は消化器疾患の際に利用されることが多い小建中湯という漢方についてお話しようと思います。


この小建中湯ですが、胃腸を健康にすることが身体全体を健やかにすることにつながるという意味で、主に小児の虚弱体質を改善するときの第一選択になります。
ただし小児用の漢方薬ということではないので症状が合えば成人や高齢者の方でも使用できます。

一般に腹痛、下痢や便秘、心悸亢進、寝汗、四肢の倦怠感、頻尿、神経過敏などの症状が見られる場合に用いられます。
また小児の虚弱者に用いられることが多く、小児に対する応用としては、虚弱児の体質改善、夜尿症、夜泣きに用いられます。

最後に小建中湯の副作用についてです。この小建中湯ですが基本的に副作用はないといわれています。ただし稀に食欲不振や胃のむかつき感などが起こる場合があるといわれています。


今回は消化器疾患に対する漢方薬として小建中湯についてお話しました。

2022年08月05日